まさに騎兵隊!? Uber Eats (ウーバーイーツ)に学ぶ人材の集め方

この深刻な人手不足のなか、Uber Eatsが5000人以上の働き手を集めた理由、気になりませんか?

戦いの場において、武士を雇用することが当たり前だった幕末の時代、身分を問わず、農民、商人などで結成された軍隊があり、奇兵隊と呼ばれたようですね。

時を経て、「誰でも好きな時に稼げる」をコンセプトに、一般人を使って配達させる流れを確立したUber。今回はその思惑について考えてみます。

Uber Eats (ウーバーイーツ)とは

Uber EatsはアメリカのUber Technologies Inc(ウーバー・テクノロジーズ)が運営している、フードデリバリーに特化したサービス名称です。 2019年8月時点でUberの時価総額は6.8兆円ほど、日本のファーストリテイリング、KDDIに並ぶ巨大企業です。

街中で自転車でバッグを背負った配達パートナーをよく見かけますね。あれはレストランから料理を預かり、注文者へ配達している様子です。

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全体のしくみを図解で説明すると

注文者がUber Eatsアプリから料理を注文すると、レストランへオーダーが入り、近くの配達パートナーがお届けするイメージです。

今回は配達パートナーにフォーカスして「なぜ配達パートナーは他のアルバイトでなく、個人事業主という道を選ぶのか」「Uber Eatsが一般の配達パートナーを増やせたワケ」に注目してみたいと思います。

Uber Eats (ウーバーイーツ)全体の仕組みをもっと詳しく知りたい方はコチラもあります。

そもそも配達パートナーとは何か

配達パートナーは、Uberアプリを使う権利を有した一般人で、1件の配達完了ごとに報酬を受け取る仕組みです。

他のデリバリーバイトと違う点

下記はUber Eatsの特徴です。

・自転車や原付バイトといった仕事道具はすべて持ち込み
・雑務や電話対応がなく、配達だけに専念できる
・事故、故障は自己責任になる
・シフトがない

上記のように、会社やバイト先が保証する仕組みはなく、完全個人主義となります。

仕事の流れを簡単に紹介すると

レストランから依頼を受ける

Uber Driver アプリをオンラインにすると、配達リクエストが届きます。

アプリからGoogleマップを開き、ナビに従ってレストランへ移動します。

料理を受け取ってユーザーへお届け

受け取った料理をUber Eats専用の保温バックへ入れ、Googleマップを開き、注文者まで運びます。

引渡し後、相手を評価して次のリクエストを待つ

料理をユーザーへ渡すとき、クレジットか現金払いを確認し、最後に相手を評価して完了します。

仕事内容は非常にシンプルで他に覚えることはありません。

「シンプルかつ稼げる仕組み」で人を惹きつける

アプリや仕事が複雑だと、学習コストと手間が増え、はじめる気持ちにならないですよね。

Uber Eatsなら、レストランから料理を預かり、ユーザーに届けるだけで報酬がもらえるので超簡単なんです。

仕事はタップして走るだけ

はじめての仕事は覚えることばかりで嫌になりますよね。 レジうち、品だし、電話対応、注文システムの操作方法などなど...

しかし、Uber Eatsなら、アプリをインストールしてその日から1人で働ける。スマホの基本操作がわかる小学生でもできるレベルです。

人手不足に強い仕組み

アパレルやコンビニスタッフなど、ほとんどのアルバイトには、少なからずノウハウがあって、下地のある経験者が求められますね。

しかしUber Eatsの登録条件は日本語か英語が話せて、健康であれば誰でもいいのです。

さらに他のアルバイトのようにシフトがなく、週給、さらに頑張っただけ1時間で稼げる額も大きくなるので、今スグお金がほしい若者にとって嬉しい仕組みですよね。

どうやって、5千人以上の配達パートナーを集めたのか

シンプルかつ自由に稼げる仕事とはいえ、なぜ時給が保証されないUber Eatsを選ぶのか気になりませんか?

ここでは、配達パートナーを知るきっかけと、やってみようと思わせるトリックを探ってみたいと思います。

Uber Eatsロゴ入りバッグの宣伝力

最近街中で、大きな保温バッグを背負った自転車乗りをよくみますよね。

Uber Eatsを知らない、初めて見る人にとって「あれはなんだろう?」とネット検索したくなり、なんだかんだ興味が沸いてくるというわけです。

気軽に登録できる

何か新しいバイトをはじめるとき、求人サイトから応募し、履歴書をもって面接にいくのが基本の流れでした。

しかし、Uber Eatsでは、ネットから氏名、電話番号など登録するだけで誰でもアプリを使って働くことができるので「はじめてみるか」という気分になりやすいのです。

今までにない自由なワークスタイル

配達パートナーになると「シフトがない」「服装自由」「朝8時~深夜1時の好きなときに働ける」という完全自由な点が勉強と仕事を両立させたい大学生や、子供が学校にいるお昼まで働きたい主婦のニーズにマッチしました。

知人や友人に紹介すると報酬がもらえる

これが最大の特徴で、なにかしらのバイトを探している友人がいたら、Uber いいよ!って紹介するだけで、高額な紹介料がもらえるんです。

Uberは求人広告にお金を使う代わりに、紹介キャンペーンをうまく使って、配達パートナー自らエージェントとなり宣伝させることに成功しました。

Uberという先進的な企業イメージ

Uber Eatsはタクシーのライドシェアで有名な米Uberが運営するサービスだけあって、新しいもの好きの人たちに、「単純作業のバイト」よりも「最先端の仕事に係わってみたいな」という気持ちにさせます。

個人事業主になりたい人の考え

ここからは、配達パートナーになった後、個人事業主として仕事をする魅力について考えてみます。

時間をすべてコントロールできる

飲食店やコンビニなどのアルバイト、企業勤めの場合、勤務時間によって一時的に拘束されます。

Uber Eatsの凄いところは、時間の束縛から開放されることです。配達中に急用ができたり、別の仕事が入ったりしたときでも、やりたいことに専念できます。

自分で稼ぐ感覚が手に入る

顧客た安定した収入がない状態から独立したい方にとって、Uber Eatsを専業にしてスタートも可能です。

「売上がない=稼ぎ方を知らない」ですから、自分でお金を稼ぐ習慣を体験することを知るチャンスにもなりますよ。

お金の使い方がうまくなる

個人事業主になると、常に事業所得を考えて生活することになります。ちなみに事業所得とは売上-経費で手元に残ったお金をいいます。

そのお金が生活資金になるため、経費のかしこい使い方や、お金が減らない工夫を自然と考えるようになり、いつのまにか会計力が身につきます。

Uber Eats (ウーバーイーツ) が抱えるリスク

1番のリスクは、配達パートナーが集団になってストライキやボイコットを起こすことですね。

現在、配達パートナーで集まるUber Eatsユニオンという組織が立ち上がり、Uber Eatsに対する労働条件や不都合を社会に公表する動きが日本でも生まれています。

会社でいう労働組合のようなイメージで、配達パートナーが束になって1日でも稼動を停止すると大きなニュースになり、信用を失います。仮に1週間も業務停止となれば、収入もストップします。

「Uber Eats脱バイトスタッフで人材を集める仕組み」まとめ

「好きなときに好きなだけ稼げる」をコンセプトに配達パートナー制度にして、一般人を採用し続けました。

しかし、雇用しないリスクとして配達パートナーが辞めては入れ替わり、人手不足の地域では配達遅延が悪化し、組織に属さない一般配達パートナーの非行などが横行しだすと信用がなくなりサービス停止なんてことも...

配達パートナーになろう迷っている方は、先進的なサービスのウラには思わぬ落とし穴があることも考える必要がありそうです。

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