3ヶ月で1000回配達した結果を時給換算しました。1日どれくらい稼げるのか、月収はいくらなのか、報酬の仕組みを解説します。
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Uber Eats (ウーバーイーツ)時給換算すると1,493円だった
この数字は、3ヶ月間、原付バイクおよび電動自転車で稼動した結果です。
時給換算データの公開にどんな意味があるのか
なぜ、わざわざ1,493円という時給換算データを公開したのか、理由をお話します。
そもそも、Uber Eats は時給制ではない
Uber Eats (ウーバーイーツ)はアルバイトでなく、業務委託として報酬を稼ぐしくみです。
配達パートナーを始めたばかりの方はレストランを探すので精一杯だし、高層マンションや商業ビルの業者向け出入口を捜すだけで1時間くらいムダにするでしょう。そのため開始して１週間くらいは、時給300円にもなるし、たまたま2,000円になるときもあります。
時給換算して1,493円は多いのか、少ないのか
他のバイトに比べると「多い」ほうだと思います。
ちなみに、2022年6月時点のタウンワーク平均時給データによると、東京都の平均時給は1,203円だそうです。
ちなみに、システムエンジニアの平均時給が1,400円、プログラマーは1,357円です。
時給換算した1,493円以外に得られるもの
もらえるお金が多いだけで本当に満足でしょうか。
お金よりも経験やスキルを大切にしている方もいらっしゃいます。
そこで、Uber Eats から得られるお金以外の価値(メリット)をまとめてみました。
都会の流行に敏感になる
配達中に普段いかないような場所に行かされるため「20代女性がタピオカドリンクをインスタにアップするのがブームなんだな」とか「サラダ専門店など健康志向のお店が増えてきたな」とか、ニーズ(市場トレンド)の動きをつかむ感覚を養えます。
もしものときに稼げる選択肢
10回くらい配達を経験すると、仕事のコツをつかめるようになります。
いざという時に月5万円くらい稼げる安心感と心の余裕が手に入ります。
同時に他の仕事もできる
Uber Eats は気が向いたときにアプリをオンラインにして、疲れたり、帰りたいときに帰れる自由度の高い仕事です。
配達の合間に休憩してFXや自身のビジネスを行うことも可能です。通常のバイトだと、仕事中に私用でスマホをじーっと眺めることはできませんよね。
報酬の仕組み
Uber Eats の配達でもらえる報酬は全部で5パターンあります。
① 1件完了ごとにもらえる「配達報酬」
配達報酬はダイナミックプライシングという需要と供給で変動する報酬システムです。2021年5月10日に料金改定がありました。
1件あたり300円～1000円の収入が多い
良い点
配達パートナーが少ないと報酬が上がる
悪い点
配達パートナーが多いと報酬が下がる
注意：「報酬は時間、地域、プロモーションによって異なります」
② 配達報酬を飛躍的にUPさせる「ブースト」
配達エリアごとに、配達報酬を増額させる「ブースト」という仕組みがあります。
ブーストで報酬が上がるイメージ
ブーストあり/なしの比較
[ ブーストなし ]
東京エリアで1件1km配達した場合、(265+125+60) × 0.90 = 405円
[ ブーストあり ]
東京エリアで1件1km配達した場合、(( 265+125+60 ) × 0.90) + (( 265+125+60 ) × 0.1) = 450円
[ 増額 ]
ブースト1.1が適用され、45円が1件分の報酬に加算されました。
③ 条件クリアでもらえる特別ボーナス「 クエスト 」
毎週発生する特別イベントで、制限時間内に指定された配達回数をクリアするともらえるボーナスです。
クエストは通常３～4日ほどでクリアできる条件が提案され、上の画像をみると、14回クリアで1,000円の追加報酬、合計25件クリアで合計2,000円をゲットできるという仕組みです。
④ 突如現れる高額地帯「 ピーク料金 」
ピーク料金は報酬に加算される追加ボーナスで、赤いマークのエリアで配達するともらえます。
⑤ 一攫千金もありえる「チップ制度 」
チップ制度は注文者側が自由に値段を設定できます。チップだけで10,000円近くもらえる人もいます。
以上、「配達報酬」「ブースト」「クエスト」「ピーク料金」「チップ」という５つの報酬を合わせて、時給換算すると1,493円になるわけです。
Uber Eats (ウーバーイーツ)で他バイトの時給を超えるコツ
1時間あたりの稼ぎ(バイトでいう時給)を上げるコツは、さきほど紹介した「配達報酬」「ブースト」「クエスト」 をバランスよくこなすことです。
電動自転車か原付バイクで配達する
電動自転車か原付バイクはノーマル自転車よりも疲れず継続して「件数」を稼げます。
特に「短い距離の配達をたくさんこなす」ことが重要です。
よろしければ「収入データの距離」をご覧ください。
1日32km、6時間走りっぱなしです。これをノーマル自転車で毎日続けるのは正直しんどいし、休憩時間が増えて非効率になります。
なので、電動自転車か原付バイクをおすすめします。
» Uber Eats(ウーバーイーツ)自転車に疲れた方必見！低価格で高性能な電動自転車がココにあります
Uber Eats や他のデリバリーワークで月40万稼いでいる方の9割は電動アシストタイプの自転車を使っています。※仕事道具は重要です。
レストランが密集しているエリアが有利
Uber Eats (ウーバーイーツ)は固定時給が保証されないため、1時間で何件こなせるかが大切です。
レストラン（加盟店）が密集しているエリア
レストラン（加盟店）が少ないエリア
Uber Eats の配車システムは「料理が冷めないように」レストランの近くにいる配達パートナーへリクエストを行います。
雨の日と土日が有利
「ブースト」と「クエスト」は雨の日や土日ほど条件がよくなります。
「ブースト」と「クエスト」 は特別インセンティブと呼ばれ、配達パートナーが少ないときに調整されます。
つまり他のライバルが少なく、注文数が多いサインですので、売上UPのチャンスです。
保温バッグを後部スペースに取り付ける
配達用バッグは走行中、ピックアップ時、ドロップ時に邪魔になります。
「傾けないように注意する」「料理を入れる」「取り出す」の繰り返しで時間をムダにします。
この時間ロスを解決すべく、脱着可能なリアキャリアを設置して、配達用バッグを自転車の後ろ側に固定することをおすすめします。
防水スマホホルダーをハンドルに設置する
自転車で配達中、都度ポケットからスマホを取り出して行き先を確認するのは非効率です。
スマホをみながら走行すると事故率もあがりますので、バンドルに固定できるスマホホルダーをおすすめします。
トイレと食事は走行中に済ませる
まるでマラソン選手のようなイメージですが、Uberドライバーアプリをオンにし続けることが大切です。
Uber Eatsシステムの仕様なのか、一度オフラインにして、オンラインにし直すと、次の依頼までに時間がかかります。
現金払いをオンにする
注文者はクレジットカードか現金払いを選べます。配達パートナーはUberドライバーアプリから現金払いを受け付けるか否か、設定できます。
現金支払い対応時、つり銭と専用ポーチが必要ですが、10件中3,4件は現金案件ですので、現金対応をオンにして件数UPを狙いましょう。
バイトじゃありえないチップを大量にもらう
時給換算して1時間あたり2,000円以上稼ぐことも可能？
これまで1時間あたりの売上を効率的にあげるコツを紹介しましたが、時給を2,000円に近づけるために必要な条件をまとめました。
雨よけガードのあるバイクにする
雨の日と土日が有利とお伝えしたように、特別インセンティブが発生する雨の日に最適なバイクを選びます。
3輪ミニカー登録して30kmの速度制限をなくす
3輪でミニカー登録をすると、30km制限がなくなり、普通免許で運転できます。
ナンバープレートは青色となり、以下のメリットがあります。
・普通自動車として扱われ、２輪の自動車・原動機付自転車通行止めを通行できる。
・2段階右折がいらない
・ヘルメットの着用義務がない
渋滞しない抜け道を探す
タクシーやバスのせいで、渋滞に巻き込まれる状況を回避します。
ピックアップ直後に注文者へメッセージする
配達パートナーが注文者の情報を確認できるのは、レストランで料理をピックアップした後です。
お客様がコンビニに行っていたり、イヤホンでゲームをしていたりしてインターホンに出ないケースがあります。時間ロスを避けるべく、出発前に「おおよそ何分後に到着します」とメッセージを入れておくことでスムーズに引渡しできます。
時給2,000円超えは厳しいです
上記に時給換算して2,000円を超えるコツをまとめました。
よく、ネット上に「Uber Eats(ウーバーイーツ)は時給2,000円稼げる！」と記事がありますが、常に達成できるものではありません。
雨の日や、ランチタイム(11:30～13:30頃)とディナータイム(19:00～20:30)の忙しいピークタイムだけ稼動すれば1時間あたり2,000円稼ぐことも可能でしょう。
安定して時給1,500円以上稼ぎたいなら...
正直、時給制のアルバイトのほうが安定して稼げます。
ここまで読んでみて、俺、私、Uber Eatsの配達パートナーに向いてないかも...と心配な方は
時給1,500円以上もらえるマッハバイトの求人アプリを見たほうがいいかもしれません。
Uber Eats (ウーバーイーツ)報酬の受け取り方
報酬の受け取り方について簡単に解説します。
毎週火曜日に銀行口座へ入金される
月曜日から日曜日に稼いだ報酬は、翌週火曜日に銀行口座へ振り込まれます。
Uber Eats から毎週お金が振り込まれるのため、他のバイトに比べて資金繰りがよくなります。
Uber Eats (ウーバーイーツ)時給換算データまとめ
金欠のとき、1日2時間、土日だけ副業としてアプリを使って働くこともできますので、1時間あたり1,493円を稼ぐことは可能という事実を踏まえ、気軽にトライしてみましょう。
注意：「報酬は時間、地域、プロモーションによって異なります」
登録後、最短３日で開始！»詳しい登録方法